日本臨床医学リスクマネジメント学会 Japan Society of Risk Management for Clinical Medicine

2021(令和3)年度医療安全セミナー(医療安全管理者養成研修)

 

 

〇ご感想(ご参加くださった方のご寄稿)

 

埼玉石心会病院 乳腺内分泌外科部長 医療安全担当副院長 児玉ひとみ先生 より

 

 

 今年度医療安全担当副院長を拝命し、医療安全管理者養成研修医療安全セミナーに参加する機会を得た。6日間と盛りだくさんの内容であったが、系統的に医療安全についての知識を身に着けることができて、大変有意義であった。

 当院は450床の急性期病院であり、埼玉県で有数の救急車の受け入れ実績を持ち、多くの難易度の高い外科手術を行っている。必然的に医療事故とは隣り合わせであり、病院としてしっかりとした医療安全管理体制が必須である。セミナーでは医療安全の考え方を学び、実際の医療事故や紛争の事例を提示していただき、日常診療で大変参考となる内容であった。また、各職種に関係した医療安全のテーマの講義を聞くことにより、他職種での問題点や医療安全の視点を知る事が出来た。医療安全において重要なことは、各職種内だけでなく、職種間でのチームワークであると考える。常に風通しよく、良好なコミュニケーションが行われる雰囲気作りが大切ではないかと感じた。

 セミナーの企画・運営の方々においては、日常業務の合間に多くの時間を割いてこのような機会を提供していただき、心より感謝申し上げたい。

 

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